


伝統ある呼吸器内科学教室としての歩み
分子内科学・呼吸器グループは、広島大学医学部旧内科学第二講座の時代からから脈々と受け継がれ、約80年の歴史のなかで強固な研究基盤と優れた人材を育ててきました。2026(令和8)年5月には第6代教授として岩本博志先生が就任され、中国・四国地方における呼吸器内科学の中心的役割をさらに力強く担っていきます。
呼吸器内科医の重要性と教室の責務
呼吸器感染症、気管支喘息、COPD、肺がん、間質性肺炎、睡眠時無呼吸など、呼吸器内科が対象とする疾患は多岐にわたり、豊富な知識と経験を要する専門領域です。一方、消化器や循環器領域と比べて、呼吸器専門医の数はいまだ十分とは言えません。社会的ニーズに応えるべく、次代を担う若く優秀な呼吸器専門医を育て社会へ送り出すことが当グループの重要な責務です。
広島の医療を支える地域貢献
広島県は人口規模に対して医学部が限られており、広島大学が地域医療に果たすべき責任と貢献度は極めて高いと言えます。特に高齢化に伴う肺炎など呼吸器疾患の増加に対し、呼吸器内科の重要性は日増しに高まっています。当グループでは、県北・尾三地区をはじめ広島県内の主要な連携病院・施設への医師派遣を継続し、地域医療の充実を支えています。
卓越した研究環境から世界へ発信する
広島大学は、文部科学省の「J-PEAKS(地域中核・特色ある研究大学強化促進事業)」や「未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業」、AMEDの「HK²-MIRAI(広島・神戸・熊本 医療革新・研究共同推進イニシアティブ)」などに相次いで採択され、国際的な研究拠点としての歩みを加速させています。 この恵まれた環境のもと、当グループでも医学生、若手医師、大学院生が「熱い研究マインド」を持てるよう、質の高い指導体制を整えています。優れた臨床医であると同時に、世界をリードする研究者を育成し、革新的な成果を広島から世界へ発信することを目指します。

